蓼科高原だより:その105(2013/11/14〜11/24)

不在時の最低気温はマイナス4度(11/14)
蓼科入りして玄関先の温度計を見ると,留守中の最低気温はマイナス4度,最高気温は16度となっていた.天気予報では今朝この秋一番の冷え込みだったと言っていたので,どうやらマイナス4度は今朝記録したものらしい.簡易水抜きをしておいて良かった.

庭はモミジの真っ赤な絨毯.先月開花してくれた皇帝ダリア「ガッツァリア」もデロンデロンの枯れ姿.一気に枯れ野原へと景色が変わっている.
今月で店じまいなので,今回滞在中に落ち葉集め,玄関前にビオラを定植,連れ帰るヘレボの苗を選び,冬越し組は落ち葉布団で養生しておく作業の予定.

写真:モミジの絨毯

日野春ハーブガーデン(11/16)
11月末まで30%オフ・セールをやっている日野春ハーブガーデンへ.温室は暖かいハズ…なのに風が来る?と思って見上げると屋根のビニール張り替え中.温室から青空が見える,という不思議な体験をした.

写真:青空の見える温室
 

苗を選んでいざレジへ…そこへ姿を現したのが仔猫の時に迷い込んできたという雄ネコのトゥルシーちゃん.なでられても平気.でもカメラは嫌いのようで,レンズを向けると顔をそらしてなかなか撮らせてくれない.スタッフの方がレジ机の上に乗せてくれて,購入苗と記念撮影.

写真:看板ネコのトゥルシーちゃん
 

蓼科湖:彫刻の森公園(11/17)
蓼科湖のほとりを散歩しようと出かけたら,湖の周囲半周分が歩道整備工事のため通行止め.別に整備しないといけないほど荒れている歩道でもなし,地方独特の「工事のための工事」なのかね〜と思いつつ,案内に従い大回りして彫刻の森公園へ.

写真:工事中の蓼科湖遊歩道
 

朝9時過ぎなので空気が凛として冷たい.公園も日向の所と日陰の所が半々くらい.日陰はかなり寒く感じる.お日様のありがたさが良く分かる季節.
いつも覗く彫刻の「干支コーナー」は日陰で寒そうだったので見なかった.

日陰でも気になる場所が1つ.それは「ヒマラヤの青いケシ」コーナー.見に行ってみると敷き藁で防寒対策がなされていた.来年の開花に期待しよう.

写真:彫刻の森公園風景,ヒマラヤの青いケシコーナー
  
原村・鉢花温室のビオラ(11/17)
玄関前を飾るためビオラを入手しに原村・実践農業大学校の鉢花温室へ.毎年ここでビオラを仕入れている.温室内に入ると入り口周辺にたくさん置かれたパンジー,ビオラの良い香り.毎年新色が出ている.定番の色もあれば今年は作っていない,という種類もある.作ってない品種の種は保管されているのかな,なんて思ったが,どうなんだろう?

写真:鉢花温室内のビオラたち
  

温室の奥に入っていくと机の上に乗せられたビオラがいくつか並んでいた.寄せ植えはともかくとして,小さな鉢で1株ずつ植えられたビオラに380円の札が付いており,なんで高いの?と思ったら「江原ビオラ」の札があった.聞いてみるとビオラ業界では有名な育種30年の江原さんが作出されたビオラらしい.見た感じピコティ物が多いように思った.クリーム色に青ピコの株を1つ記念に連れ帰ることにした.

写真:江原ビオラ
  

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