蓼科高原だより:その114(2015/04/17〜04/21)

暖かかった冬(04/17)
今年初めての蓼科入り.玄関前の温度計を見ると不在時の最低気温はマイナス13度,最高気温は24度.最低気温はたいがいマイナス15度くらいまで下がるのにこの冬はそこまで気温は落ちなかった模様.知り合いの話では気温は下がらなかったが雪が多かった,とのこと.

それでも耐寒実験したローズマリーは見事に玉砕.ローズマリーのうちで一番耐寒性の強そうな「アープ」を2株,「ミス・ジェサップ」を1株ゲットして9月に植えたのだが,3株とも枯れて干からびていた.植え付けた時期が遅すぎてしっかり根が張れなかったのかもしれない.今度は春植えで実験してみよう.

庭のミツバツツジはまだ未開花,咲いているのはプリムラ類とヘレボたち,シラー・シベリカといったところ.玄関前のビオラはいつも通り元気に咲いて迎えてくれた.

写真:プリムラ,ヘレボ,シラー・シベリカ
  

近所の花たち(04/18〜19)
散歩に行って出会った花たち.毎年おなじみのキクザキイチゲは盛りというより終盤といった感じで傷んだ花が多かった.白花と青花があるが白花が優勢で斜面の各地に群落を拡げている.

写真:キクザキイチゲ
  

尖石考古館周辺の湿地帯ではミズバショウとザゼンソウ,ワサビが開花中.

写真:ミズバショウ,ザゼンソウ,ワサビ
  

カタクリは花芽はあるもののまだ開いておらず,フクジュソウは一部開花,フキノトウはたくさん出ていて既にトウのたったものもあった.

写真:カタクリ,フクジュソウ,フキノトウ
  

4/17には全然気配が無かったのに翌日散歩した時にウグイスカグラが1輪咲いていて驚いた.また庭では,これも前日には気配が無かったのにミツバツツジの花色が見えるようになり驚いた.一日違うと春は景色が変わる.

写真:ウグイスカグラ,ミツバツツジ
 

ヘレボ開花株(04/18)
既に名札が行方不明になっているものもあるが,とりあえずこの春庭で開花したヘレボたちの画像を記録しておこう.
毎年常連のエリック・スミシィは昨年場所移動したが今年もしっかり咲いてくれた.チベタヌスが近くに居るが,数株あったうち1株だけ葉が出ていた.他の株はたぶん夏場に干からびた可能性大.リグリクスは1株開花.香り有り.

写真:庭で開花のエリック・スミシィ,チベタヌスの葉,リグリクス
  

写真:その他のヘレボたち(南西)
  

写真:その他のヘレボたち(南)
  

  

 

写真:その他のヘレボたち(南東)
  

  

写真:その他のヘレボたち(北西)
 

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