蓼科高原だより:その122(2015/10/09〜10/23)

庭の花(10/09)
蓼科入りし,玄関前の温度計を見てビックリ.最低気温が4,5度を指していた.留守中そんなに冷えたのか…と唖然.

庭をチェックしたら白花ホトトギスはすっかり花が終わっていた.庭はだんだん枯れ色になってゆく.思わぬところで倒れながらリンドウが咲いていた.植えた覚えが無い株で,どこからか種が飛んで来たのだろうか?

写真:リンドウ(自生?)
  

また,ポット植えにしていたsmithiiでも開花が始まっていた.もう1株のsmithiiも花芽を付けている.朝は冷えるが日中は20度足らず,この時期の気候がちょうど良いのだろう.

写真:smithii開花


原村自然文化園(10/11)
朝から雨で近所の散歩は出来ず.もし晴れていたら縄文祭りに気づいて見学に行った事だろう.尖石考古館も無料開放だったようた.滞在中,縄文祭りを見にいかなかった年は珍しい.

午後から原村自然文化園へ.雨が上がり散歩も兼ねて湿性花園を歩いた.トリカブトの花は終わり種がたわわに実っていた株がほとんどだが,1株だけ名残の花が咲いていた.また,アケボノソウが咲いているのを発見.毎年見かけるリンドウが咲いていないかと探したところ,2カ所でツボミを発見.咲いても良いサイズだったが,さすがに天気が悪いと花は閉じている.
                                                                                              写真:自然文化園光景
  

写真:アケボノソウ,名残のトリカブト
  

写真:リンドウのツボミ
                                                                                                                                                          ちょうどクラフト市をやっていたので覗いてみた.例によって木工,ガラス細工,革製品,陶器,布製品など…数々の手作り作品(商品)がズラリと並んでいた.
手作り石けんがあったので試しに数種類買ってみた.アルコールを使わず,オリーブ油,各種精油を使って香りを出している.ただ,結局皆さん最終的にはシンプルなオリーブ石けんに行き着くんだとか.値段も他のに比べて安いし分かる気がする.(^^;

写真:クラフト市会場案内図,手作り石けんの店
 

写真:手作り石けんの店,アクセサリ−,ハンコの店のネコ店長,別のショップの商品・フッサフサのネコ
  

横谷観音付近の紅葉(10/12)
今年は9月に涼しい日が多く残暑がほとんど無かった.それで紅葉の色づきが早いかもしれないと思い,横谷観音方面へ行ってみた.予想通り,例年より色づきが早く,きれいに紅葉していた.

写真:横谷観音付近の紅葉
 

散歩には歩き足りなかったので横谷を後にし,蓼科湖の彫刻公園へ.こちらでも紅葉が始まりコスモスやイヌサフランが咲く秋の景色の中,まだバイカモが頑張っていた.青ケシの葉も健在で来年が期待出来る.

写真:コスモス,イヌサフラン,バイカモ
  

写真:蓼科湖の紅葉,青ケシの葉
 
原村・鉢花温室のビオラ(10/15)
秋の恒例行事,玄関前のビオラ植えのため,原村・実践農業大学校の鉢花温室へ.毎年元気なビオラ(もちろんパンジーも)苗がズラリと並ぶ.特にビオラは品種が多く,ユニークな名前の付いたものも多いので見ているだけでも面白い.同一品種でも花色に幅があったりすると,「え,この苗はあっちの品種じゃないの?」なんて事も.(^^;

今年一番面白かったネーミングは「らいおん」.花色だけ見ていると「え,どこが?」とツッコミ入れたくなるのだが,「花を見ているとライオンに見えるそうです」のスタッフさんの言葉に従いジーッと見ていると…「あ,なるほど」と納得.花の中心部を見つめてライオンが目を閉じている姿を想像すると…ね?

写真:らいおん
 

写真:ビオラいろいろ
  

写真:連れ帰ったビオラの一部:左からオレンジタイガー,モルフォ,テラコッタ
  

写真:連れ帰ったビオラの一部:左からハロ,ピンクレモンリップ
                            
おぎはら植物園(10/19) 
来年はNHK大河ドラマの影響で混みそうな上田市.それで今年中に行っておきたかった,上田にあるおぎはら植物園へ.快晴の空の下,道中赤や黄色の紅葉を愛でながらの山間ドライブ.ショップにはお客さんがチラホラ.

写真:おぎはら植物園入り口:ショップエントランス,パーキング
 

写真:外の苗売り場と温室内入り口
  

苗のチェックリストを持って行って気づいた.ここ,苗を探すのが大変.(^^; 一応品種ごとに集められて並んでいるのだが,その品種が広大なハウスの中,どこにあるのかが分からない.日野春ハーブガーデンの場合,苗は単純にアイウエオ順に並んでおり,「ア」「イ」「ウ」…と大きな字で書かれたガイドがあり,どの列にあるか一目で分かるようになっている.

売り場に通い慣れている客ならすぐお目当てのものを探し出せるだろうけど,苗探しにストレスを感じた.(~_~;) 結局見つからなかったものはレジのスタッフに尋ねて持って来てもらった.ほとんどハウス内ではなく外の苗売り場にあった物だったが….ともあれ苦労してサルビア類などの苗をゲット.

そしてレジ・スタッフのお姉さんに教えてもらった上田市ランチ・リストをモトに店探し.ナビに電話番号をセットして行くが,実際現地近くになると異様に狭い道を案内され,途中でめげて適当に見つかったパーキングに車を入れた.もうどこでもいいやとその辺りを歩いていたら,たまたまリストにあったイタリアンの店発見.店の前の駐車場には3台しか車が停められない.歩いて正解.(^^)v 

そして驚いたのはオーナーが大阪出身だったこと.この地に来られ店を開いて17年.思わぬところで関西出身者に出会ってビックリ.美味しいランチを頂いた.

写真:たまたまたどり着いたイタリアンの店とランチ(一部)
  

アルパカ牧場(10/21)
このところずっと晴れ続き.良い天気に誘われ,買い物ついでに気になっていた富士見のアルパカ牧場へ.夏に一度ちらっと覗いたことがあったが,人出が多くてゆっくり見る気がしなかった.数組のお客はあったものの,今日牧場はノンビリ・ムード.

写真:アルパカ牧場入り口とグッズ売り場入り口
 

写真:アルパカさんたち:みんな名前が付いていてメンバー紹介もある
 

  

   

アルパカやウサギとふれあい,ついでに1000円払ってアルパカのお散歩体験.犬の散歩ならやったことはあるが,アルパカの散歩なんて聞いた事が無い.
2頭のアルパカのうち,1頭を指名(ハッピーちゃんと言う名の女の子,2歳半),スタッフさんが首輪とリードを持ってハッピーちゃんのご機嫌伺い.どうやらハッピーちゃんはご機嫌麗しく,喜んで?首輪を付けられ柵から出てきてくれた.

スタッフさんから餌の入った容器を渡され,いざ出発.犬と違ってアルパカはデカい.どれだけ力があるんだろう?と思ったが,あまりぐいぐいは引っ張らない.それどころかハッピーちゃんはそこらに落ちているドングリが好物とのことで,餌よりドングリに夢中.最初から寄り道だらけの散歩.(~_~;) やむなく餌でつりながら歩を進める始末.ドングリの無いとこはさっさと歩くので速い.短いコースをあっという間に歩いて終了.ワクワク・ドキドキの楽しい散歩だった.

写真:お散歩
                                                     

「蓼科高原だより」に戻る