蓼科高原だより:その14(2001/12/28〜02/01/04)

雪景色
いよいよ2001年も残すところあと僅かとなりました.しっかり冬用タイヤに替え,年末・年始を信州で過ごそうとやって来ました.朝7時に大阪を出発,11時頃蓼科に到着しました.国道は大丈夫ですが,雑木林に入ると雪が積もっており,白い雪の所もあれば,溶けかけて凍ったような半透明の所もありました.

さて,庭を見ると前回植えたパンジーもすっかり雪に埋もれて,どこにあるのかさっぱり分からない状態です.(^^; 玄関に設置した最高裁低温時計を見ると,留守中の最高気温は14度,最低気温はマイナス9度となっており,室内の温度計の最低気温はマイナス4度になっていました.

ファンヒーターとアラジン・ストーブの2本立てで,まずは部屋の暖房です.ある程度部屋がぬくもったら,今度は水通し作業です.マニュアルに従い手順通りに行い,無事に水が出るようになりました.が…,お湯の方の蛇口から水が出ません.(-_-;) 昨年は給湯器の故障でお湯が出なかったので,秋に新しい給湯器に替えたばかりだと言うのにどうなってるの?と思いながら,あちこちチェックした結果,給湯器まで水が来ていない事が判明,どうやら床下の配水管の一部で抜けきれなかった水が凍っているような感じです.ドライヤーで付近を暖めたりしていましたが,ラチがあかないのでいったん室内へ戻った時,ガタンッという大きな音がしました.もしかしたらと思い,試しにお湯の蛇口をひねると無事に水が出てきました.温まった室内で,管内の氷が溶けたようです.ヤレヤレ….ホント冬はいろんな事が起こります.(~_~)

余裕の出来た翌日,竜神池公園まで散歩しました.池はほとんど凍っておりその上に雪が積もっていました.一面の白い景色の中,「危険 氷の上にのらないでください」と書かれた赤い看板がやけに目立ちます.(^o^) 池を一周してみると,まだ凍ってない所があり,カモの群れが氷の上で休んでいました.

写真:左から 凍った竜神池と赤い看板,氷の上のカモ
 


2002年元旦
2002年がスタートしました.大晦日は快晴でしたが,元旦は午前中晴れ,午後から雪がちらつく曇り空です.昼間の気温が5度にまで上昇,暖かい元旦になりました.部屋はずっと暖房をたいているので,かなりぬくもっています.時々ドドドーッという轟音と共に屋根の雪が溶けて落ちていきます.最初何の音かわからずビックリしましたが,正体が分かった最近では「また雪が落ちてる」くらいにしか思わなくなりました.(^^;

さて,すっかり雪に埋もれた野鳥のエサ台ですが,雪を払ってエサ(ひまわりの種)を置き,凍った水皿の氷を解かして野鳥たちの訪れを待っていました.2〜3日様子を見ていたところ,やっと野鳥たちはエサがあることに気付いたようです.例によってヤマガラ・シジュウカラ・コガラ・ゴジュウカラが次々とやって来て,ひまわりの種をくわえ,どこかへ飛んでいきます.こんな雪の世界でも彼らはたくましく生きているのに感心します.

写真:左から 雪の庭,常緑樹・イチイの枝でエサを食べているコガラ
 

写真:左から エサ台にやってきたヤマガラ,ゴジュウカラ
 

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