蓼科高原だより:その148(2018/06/23~07/2)

庭の様子(06/23)
6/4に母が病院から退院,施設で尊厳死のために絶飲絶食が続いていた.早い場合は2~3日で,普通でも一週間以内と言われつつずいぶん頑張っていた.毎日施設通いが続くそんな最中,18日に大阪で大地震があった.阪神淡路大震災を彷彿とさせるような地震.我が家も食器など被害大,ただライフラインは無事で助かった.交通網は寸断.施設が大丈夫か気になったが電話するのは控えた.午後,相方が大渋滞を覚悟で車を出してくれて施設へ.物が落ちて部屋が散乱したようだが,母は幸い無事で,スタッフさんらの健闘でなんとか部屋も元通りに復旧.余震が続いて落ち着かない.

翌日の夕方,母は旅立った.葬儀会社に連絡するも被害の激しかった地域でガスが止まっていた.他のところも数カ所当たったが,結局最初にお願いしていたところで葬儀することに決定.火葬場の稼働都合で葬儀は22日となった.そしてその翌日蓼科へ飛んできたという,なんとも慌ただしい日々.

第2ガーデンの方へ行き,温度計を見ると最低は17度くらいだが最高が31度を超えていた.(@_@) どうも第1ガーデンより第2ガーデンの方が気温が高い.

庭では昨年秋に球根を埋めておいたアリウム類が開花中.この春八ヶ岳ファーマーズ・マーケットで入手し地植えにしたデルフィニウム,昨年第1ガーデンから移植したローズ,それに勝手に生えていたジギタリスが開花中.

写真:アリウム類(アリウム・クリストフィー,アリウム・グレイスフル)
 

写真:デルフィニウム,ローズ(ラプソディ・イン・ブルー),ジギタリス
  

車を軽自動車に乗り換えて第1ガーデン(旧宅)へ.ここではペンステモン全開,トラディスカンティアが咲き始めで,派手なダイアンサス仲間も開花中.

写真:ペンステモン,ダイアンサス
 

第2ガーデン:庭の様子(06/24)
昨日の雨が上がり,天気回復.少しずつ荷物を運び,引越作業を進めている.作業の合間に庭チェック.
庭チェックの時,ワイルドストロベリーの赤い実をつまんだり,ビックリグミの実をつまんだり.ビックリグミは昨年もビックリするほど実が成っていたが,枝をかなり整理したので今年は少なめ.種があるのでジャムにするのは面倒そうだが,庭仕事時の良いお供だ.

移植して心配していたのはタンジン.日野春で入手したものの,もう取り扱いが無くなり,消えたらどうしよう?と不安だった株.斑入りツルハナシノブと共に掘り上げ移植したのだが,今年も無事に出て来て咲いてくれた.

写真:ワイルドストロベリー,ビックリグミ,タンジン
   

先住人ではフタマタイチゲか?と物議を醸した(長野県ではこの名で流通している)アネモネ・カナデンシス,西洋ノコギリソウ,ムシトリナデシコが開花中.
雑草扱いのムシトリナデシコだが群生すると結構キレイ.

写真:アネモネ・カナデンシス,西洋ノコギリソウ,ムシトリナデシコ
  

またポツンと黄色が目立っていたので見に行くとニッコウキスゲ?が開花中.こんなものまで庭に居るのか…とビックリ.(@_@)

写真:ニッコウキスゲ?


ミヨシ・ペレニアルガーデン(6/25)
良い天気に誘われて,注文していた苗があるのと気分転換を兼ねてミヨシペレニアルガーデンへ.残念ながら店長さん不在で苗は受け取れなかったが,小黒さんに会えて少しお話出来たので良しとしよう.

写真:ミヨシ光景
  

   

 

第1弾引越(6/26)
知り合いの方に手伝って頂き,第1弾の引越作業.自分らでは運べない大物(机や本棚)などを軽トラで運んでもらう.これで第2ガーデンの家は家具が増えてかなり生活感が出て来た.荷物が無くなると旧宅も広く感じる.

写真:第2ガーデンで作業の合間に撮った花たち:自生のコウリンタンポポ,移植したゲラニウム・サイラック,ファーマーズで入手のデルフィニウム
  


第1ガーデンの家:売れる(6/29)
第1ガーデンの家に購入検討しているというご夫妻が来宅されたのが6/28(前日は大掃除で大変だった),そして6/29に「買います」の返事.
さぁて,そうなると庭の引越が間に合わない.10年もののヘレボなんかは移植も大変だから進呈しよう.リグリクスなのでちょっと惜しい気もするが,地植えだと香りを嗅ぐのも大変なのでまぁいいか.(^^; ともあれ,これで庭の引越でお尻に火が付いた.いや,室内の引越でもそうだが…(~_~;)

第2ガーデンで庭仕事の合間に撮った植物たち.冬の間枯れたと思っていたネムノキ・サマーチョコレートが復活.(^o^)/

写真:ネムノキ・サマーチョコレート,フサスグリ,斑入りオオバコ
  

写真:宿根アサガオ(ヒルガオ?),ヒューケラ,ホタルブクロ
  

青ケシを咲かせようプロジェクト:第2弾セミナー(6/30)
第1回目セミナーで配布された苗の状況を写真に撮って,講師の阿部先生に見て頂くことで今後のアドバイスを受けるセミナーが13時から開催された.場所はポニーハウス.参加者の居住地・標高は様々だが,とりあえず苗は生きているみたい.

その前に今年は彫刻の森公園に植えられている青ケシ(地植えにされて5~6年経つ)が開花しなかった事が判明.実は朝,散歩で見に行ったが咲いておらず,咲いた形跡も無かったので「あれ?」と思っていた.この場所は日照が少なく葉が細めになっているとのこと,また秋の天候不順のせいで株が充実せず花芽が付かなかったのだろう,と.

写真:彫刻の森公園の青ケシ
 

株の芯にある葉が元気だと良い状態,黒くなっているとヤバイ状態.我が家の苗の状態もスマホで撮って見て頂いた.

とりあえずどちらもあったので,ヤバイ方をダメモトで後日場所替えしてみた.夏至以降は宿根草にとってはもう「秋」だそうで,ここから1ヶ月の間が植え替えリミットらしい.さて,これから厳しい夏を迎える.どうなることやら.
 

写真:我が家の青ケシ(一番右端は後日7/1に植え替え)
  

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