蓼科高原だより:その18(2002/07/19〜02/07/28)

地植えのもう一つのイモ・ナスタ
7月も後半となり,ついに梅雨が明けました.不在時の気温を見てみると,最低7度,最高26度となっていましたが,7/20は最高気温を更新し,27度を記録しました.日中,ひなたに居ると紫外線の強さをつくづく感じます.ジリジリと肌が焼けていくような,そんな感じです.それでも木陰に入ると涼しいので救われます.

そんな中,庭ではイモ・ナスタが開花していました.前回咲いていたのはイモ・ナスタの園芸種,T.tuberosum 'Ken Aslet'という品種でしたが,今回はT. tuberosumです.でも咲いている花はそっくり….(^^;ついでに葉もそっくりです.もしかして同じものなのかしらん….(-_-;)

写真:イモ・ナスタ T. tuberosum
T. tuberosum T. tuberosum

ブルーベリーの木
ナスタたちを地植えにしているコーナーにブルーベリーの木があります.少し大きくなったと思ったら,虫に丸坊主にされ,それでもめげずに新芽を出して…を繰り返しています.従って,ちっとも成長していないように見えます.翌年もう1本隣りに植えてみたのですが,これも今ひとつの成長です.夏場は完全に木陰になってしまって日当たりが良くないので,どこかへ植え替えようかな,と思っていた矢先,「おや?」…なんだかブルーベリーみたいな実を付けた木を見つけました.実を食べたらまさしくブルーベリーの味!そしてその木をよ〜く見ると,「な〜んだ!ブルーベリーじゃん!(^o^)」そう,わが家には既に先人の植えた,見上げるほどに立派に育ったブルーベリーの木があったのでした.なんで今まで気づかなかったんだろう?(~_~;)

写真:ブルーベリー
ブルーベリー ブルーベリー

地植えシクラメンの種
前回地植えにしたシクラメンたちは,虫にくわれながらも元気にしています.中でもガーデン・ミニに直径1センチほどの種が出来ていました.皮を剥いてみると,果肉の周囲に薄茶色の種がズラリと並んでいました.またそのうち蒔いてみようと思っています.(^^)

写真:地植えのシクラメンたち;ガーデン・ミニ2株とパステル・オレンジ(右端)
ガーデンミニ ガーデンミニ パステルオレンジ

写真:ガーデン・ミニに出来ていた種
シクラメンの種

エサ台を訪れた野鳥たち
冬とは違ってエサの豊富な夏ですが,例によってエサ台にひまわりの種を置いておきました.朝早くからエサ台の近くでコンコンコン!という音が響いています.いったい,何だろう…?まずはどんな鳥が来ているのか,チェックする事にしました.

ゴジュウカラやヤマガラは見慣れていましたが,1種類見慣れない鳥が朝と夕方に来ました.図鑑で調べたら,どうやらカワラヒワのようです.ただ,朝と夕方の鳥とでは,からだの色が少し違います.雌雄の差かもしれません.夕方訪れた方がからだが緑色っぽく,黄色の部分が鮮やかでした.う〜ん,光線の加減もあるかもしれません.
ひまわりの種がお気に入りのようで,何度もついばみに来ていました.時折,地面に降りて何かをつついていました.

写真:エサをくわえるカワラヒワ(朝8:30頃)
種をくわえたカワラヒワ 

写真:カワラヒワ(夕方5:30頃)
カワラヒワ 種をくわえたカワラヒワ こちらを向いたカワラヒワ

一方,おなじみのヤマガラやゴジュウカラですが,どうも今回訪れている鳥たちはからだが小さく感じます.特にゴジュウカラは普通,胸からお腹にかけて白いのですが,今回は黒い斑点模様があるのが特徴でした.もしかしたら幼鳥なのかもしれません.そのゴジュウカラ,ひまわりの種をくわえては,コンコンと柱に打ち付けて殻を割っていました.朝早くから響き渡っていた音は,この殻を打ち付ける音だったのです.う〜ん,目覚まし鳥だ.(^o^)(7/25記)

写真:左から ヤマガラ,ひまわりの種をくわえたゴジュウカラ,ひまわりを割っているゴジュウカラ
ヤマガラ 種をくわえたゴジュウカラ 種を割るゴジュウカラ

ひまわりの種は食べませんでしたが,水を飲みに訪れる鳥も居ます.雑木林にはヒヨドリもたくさん居て,あの甲高い声でよく鳴いていますが,たまたまカメラを持っている時に水を飲みにやって来ました.(7/27記)

写真:ヒヨドリ
ヒヨドリ

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