蓼科高原だより:その21(2002/10/05〜02/10/14)

庭の様子
10月ともなれば,かなり涼しくなって落ち葉の季節です.風が吹くとバラバラと葉が落ちて来て庭を埋め尽くします.熊手でかき集めて落ち葉置き場へ持っていくのが晴れた日の日課です.

シクラメンたちが元気になってきました.夏に種まきした自家採種のシクラメンもワラワラと発芽しています.地植えのパステルオレンジは夏に葉が全部落ちてしまったのですが,まだ球根は堅く腐っている気配も無く,もしかしたら芽が動き出したのかもと思えるポツポツがあるので様子見です.他の地植えシクラメンは新しい葉が出てきました.

写真:左から パステルオレンジの球根頭頂部,ガーデンミニ(いずれも地植え)
パステルオレンジの球根 ガーデンミニ新芽

また気になっていた青花ナスタの種からも数本発芽していたので,ホッと胸をなで下ろしました.レピドムに至っては「う,こんなにたくさん…(~_~;)」と思うほど発芽していました.早く植え替えしなくては茎同士が絡み合ってしまう(実際,既にそうなっている(^^;)ので焦っているのですが,時間のある時は天気が悪くて外に出られずヤキモキしています.また,アピオスも地上部が枯れ上がったので,堀上げ作業をしなくては,と思っています.

そしてこのシーズンは何と言ってもキノコです.先日雨上がりに庭をチェックしていて2個ジコウボウを収穫しました.ジコウボウはカサの裏が黄色いスポンジ状なのが特徴で,見分けが簡単,安心して収穫できます.他にもいろんなキノコが出ていました.

写真:ジコウボウ
自生のジコウボウ ジコウボウ収穫 カサの裏はスポンジ状

写真:庭のキノコたち
紫がかった白っぽいキノコ やや薄茶のキノコ 茶色のキノコ

アピオス収穫
今年は例年より寒いような気がします.この滞在中に最低気温が2度にまで下がりました.朝晩は暖房が必須です.それでも日中は天気が良いと気温も15度以上になっています.そんな中,種芋を頂いて春から栽培していたアピオスの地上部が枯れたので,掘ってみました.

地植えにしたものと鉢植えにしたものとがありますが,地植えにしたものは種芋しか見あたりませんでした.葉の勢いも弱く花も咲かなかったので,あまり成長できなかったようです.庭には松,ササなど他の植物の成長を阻害する(らしい)植物たちがあるので,これが原因かもしれません.それに比べ,鉢植えしたものは葉の勢いも良く花も咲き,花の香りも楽しませてくれました.(^^)

さて,イモを掘ってみると…種芋から出ている根に数珠繋ぎになって子イモが出来ていました.子イモは小さく,せいぜいアーモンド大くらいの大きさです.ゆでて試食してみると,ほくほくした感じで口に入れていると少しねっとりした粘りが出て来るようです.甘みはなく,サトイモみたいな感じでした.それにしてもチビなので,皮を剥くのが大変でした.(^^;(^^;収穫は少量でしたが,他に収穫したジコウボウ,トマチロ(ほおずきみたいな格好をしている)と共にチーズ焼きにして一皿分のおかずになりました.

写真:アピオス収穫
栽培していた大鉢と収穫したイモ 数珠繋ぎになった子イモ

写真:アピオスにトマチロとジコウボウが加わって秋の収穫
トマチロ,ジコウボウ,アピオス 皮を剥いたトマチロ,ジコウボウ
紅葉
今年も紅葉の季節がやってきました.良い天気に誘われて,昨年見事だった横谷渓谷の紅葉を見に行ってきました.本格的な紅葉には後一歩(後1週間くらいか?)といった所でしたが,それでも青空をバックに赤,黄,緑の色彩はとても美しかったです.

写真:紅葉さまざま
真っ赤に染まった紅葉 赤・黄・緑と色とりどりの木々 山の染まり具合も後一歩

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