蓼科高原だより:その60(2007/11/22〜07/12/01)

寒いッ!…寒波到来(11/23)
11/22に蓼科入りし,玄関前の最高最低温度計を見ると留守中の最低気温はマイナス3度となっていました.室内に置いた温度計は2度を示していたのでまだ凍結するまでは至りませんが,簡易水抜きをしておいて良かったと思ったのでした.

部屋もすっかり冷え切っており,到着するなり一番に実行したのはストーブにスイッチを入れる事でした.いつもは寝る前にストーブを切るのですが,さすがにこの日はあまりに寒かったので,設定温度を12度にしてつけっぱなしにしました.

そして今朝はこの秋一番の冷え込みで,最低気温はマイナス6〜7度を記録しました.庭には霜柱が立ち,植えてあったナスタはすっかりお浸し状態です.こうなったらもう終わりです.パンジーもいったんお浸し状態に近くなってますが,ナスタと違ってこちらは日が当たるにつれ復活してきます.この季節にここまで気温が低くなるのはあまりなく,気象情報によると12月並の気温だったそうです.

写真:最低気温,お浸し状態でダメになったナスタ,そのうち復活するパンジー
  

写真:庭の霜柱
 

寒空の下,朝8時半過ぎに散歩に出かけました.凍てつくような空気で底冷えしていて寒いのは寒いのですが,何故か優しく感じる寒さです.都会の寒さの方が風があるせいかもっと暴力的な寒さに感じます.

落葉松の葉が落ちて地面が黄土色のジュウタンになっていました.竜神池の歩道ではびっしり霜が下りていましたが,日が当たっているところは既に霜はなく,日なたと日陰の差が歴然です.

写真:落葉松のジュウタン,霜,竜神池周辺
  

竜神池にアオサギが居るのに気づき驚きました.こちらではあまり見た事がありません.池の周囲の歩道を歩いていて力尽きた赤トンボを発見,秋が終わり冬へと季節が移りゆくのを実感しました.また,すっかり口を開いたウバユリの実がありました.種は既にどこかへばらまかれたのでしょう.こちらも秋の終わりを告げているようでした.

写真:アオサギ,力尽きた赤トンボ,役目を果たしたウバユリの実
    

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