蓼科高原だより:その66(2008/11/21〜08/11/29)

最低気温マイナス4度(11/24)
11/21に蓼科入り.玄関前の温度計を見ると最低気温がマイナス4度を指していました.きっと数日前にグンと冷え込んだ日があったので,その時に記録したものでしょう.
翌日22日は快晴.原村実践農業大学校へ行ってみると八ヶ岳が雪化粧してきれいでした.

写真:最低気温4度と雪化粧の八ヶ岳(11/22撮影)
 

庭の雪と植物たち(11/25)
昨夜から降っていた雨は途中から雪となったようで,朝外に出るとうっすらと雪が残っていました.先日から一生懸命掘っている土の部分は色が黒くなっています.周囲に樹木の枝から出来たチップをまいて通路にしているのですが,その部分に雪が残っています.土を掘る作業で腕が痛い今日この頃….(-_-;)

写真:雪


この寒い中,庭で咲いているのはパンジーとエリカ・ギスレインだけ.後は地上部が枯れたもの,まだ青々しているものなど耐寒性の有無によって様々です.この冬の耐寒性実験としてラベンダー・ヒッドコートとローズマリー2種(ミス・ジェサップ,アープ)を地植えにしてみました.はたしてサバイバル出来るでしょうか?

写真:ラベンダーとローズマリー(左からミス・ジェサップ,アープ)
  
  
レウィシアはどれもまだ青々としています.大阪のレウィシアは花が咲いていましたが,こちらのはそんな気配は全然ありません.

写真:レウィシア


青々としている…と言えるかどうか微妙なのが青ケシ.とりあえずまだ大丈夫な葉はありますが,数が少なくて不安です.そして自生のツルリンドウは艶々した葉を保っていました.庭のあちこちに勢力を拡大中です.

写真:青ケシ,ツルリンドウ
 

写真:開花中のパンジーとエリカ・ギスレイン
 

この寒さの中,ディエラマの種まきをしたポットを見てビックリ!なんと発芽していたのです….(@_@) 

発芽したのは
Dierama igneum 'Petite Fairy'
Dierama 'Blackbird'
Dierama trichorhizum
の3種ともう1種は発芽しかけの気配です.

写真:ディエラマ発芽
  

霧ヶ峰〜八島湿原(11/26)
晴れのお天気に誘われて霧ヶ峰から八島湿原までドライブしてきました.さすがに冬枯れのこの季節は行き交う車もほとんど無くて快適ドライブです.霧ヶ峰に向かう途中で「チェーン必要」の看板が立っていました.路肩には雪が残っており,これからさらに寒くなるにつれ道路にも雪が積もっていくのだろうと思って見ていたところ,霧ヶ峰の休憩所を過ぎて八島湿原へ向かう日陰の道ではいきなり雪道で驚きました.こりゃノーマル・タイヤでは無理!(~_~;)

いったん霧ヶ峰の休憩所で車を停めて周囲を見渡すと自販機が見えたので,冷たい飲み物を求めて行ってみると「休止中」でした.休憩所・レストラン,それに霧ヶ峰自然センターも完璧にフタされて冬ごもり状態になっていました.仕方無く保温水筒で持ってきた熱い紅茶を飲んだのでした.

写真:雪道
  

八島湿原へ行って車を停めて遊歩道を歩きかけたのですが,木で作られた歩道に雪が積もって中途半端にそれが溶け,ヘタに歩くとツルッと滑って非常に危険(遊歩道から落ちてしまう〜)なのでサッサと諦め車に戻りました.車のすぐ近くまで来たところで思いっきり滑って危うく転倒するところでしたが,何とかバランスをとって持ちこたえました.そのとき腰がグキッ….(~_~;) 後が心配でしたが別に何ともなくてホッとしています.

八島湿原では池の一部が凍っており色が不透明になっていました.もちろんここもすっかり冬枯れの景色で駐車場は貸し切りです.(^o^) 周囲を歩けなかったのは残念でしたが,今までこんな時期に来た事が無かったので新鮮でした.

写真:八島湿原をのぞむ
 

写真:恐怖(^^;の遊歩道
 

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