ナスタの仲間たち(Tropaeolum属)
・Tropaeolum speciosum(トロパエオルム スペシオスム)


英名は「フレーム・ナスタチウム」「スコティッシュ・フレーム・フラワー」.T.speciosumもつる性植物.鮮やかな赤色の花が目を引く.雑誌"BISES"の98年春号(第36号)でバラの特集がされていたが,表紙を見て驚いた.バラにT.speciosumが巻き付いている写真が載っていたのである.葉っぱの形と赤い花,そして長い距(きょ)を見て「あっ!」と思ったのだった.つる性でイギリスの情報によると花期は7〜9月.日向・日陰どちらでもOKだが,湿った空気と石灰質でない土壌を好むようだ.

T.speciosumはまだ一度も開花に至っていない.青花ナスタと異なり夏場も成長するタイプなのだが,大阪に置いていると猛暑とハダニなどの害虫でやられてしまうので毎年蓼科に連れてきている.T.ciliatum同様,蓼科では葉が青々して元気そうに見えるのだが,まるで花芽がつかない.

2004年夏,株の場所が悪いのかと思い,一部を鉢上げして別の場所(日当たりの比較的マシな所)に置いて様子を見ている.置き場所を変更したのが遅かったので,今のところ何ら変化は現れていない.気長に観察していこうと思う.(2004/08記)

その後,実験的に蓼科で冬越しさせたら地上部は消えるものの地下部は残っているようで,暖かくなったら地上に芽が出ることが分かった.それでもちっとも開花の気配はない.植える場所をいくつかに分けてみて,日向に置いたら夏の暑さと水切れで消えてしまったり,木陰の暗い所でも消えてしまったり…いったいどうしたらうまく行くのか.手探り状態で毎年試行錯誤を繰り返している.(2009/01/31記)

T.speciosumのタネとイモ

speciosumの種(2000/1/17撮影)
T.speciosumタネ

speciosumのイモ(2000/3/14撮影)
T.speciosumイモ

T.azureum(青花ナスタ)と同様,T.speciosumもタネは比較的入手しやすい方だ.2000年に個人輸入でイギリスからタネとイモを取り寄せた.タネの大きさはazureumと同じくらいだが,azureumのタネが三角ばっているのに対し,speciosumの方は少し丸みをおびている.

タネの入手先→Chiltern Seeds
イモの入手先→Rare Plants
※季節的なタイミング&先方の都合により,扱いの無い場合もあるのであしからず.
イモからの発芽〜2000年の様子

送られた時点で既に発芽の気配があったイモ・speciosumは,植え付けたところ早速ニョキニョキと発芽して来た.2つのイモがあったので,実際には2株だが,区別して写真におさめていなかったので,どちらの株か分からないのが残念.

茎はやや赤みを帯びているが,葉は黄緑色をしている.

発芽したspeciosum (左から 2000/3/29,3/30,4/6,4/13撮影)
発芽したspeciosum 2000/3/29 speciosum 2000/3/30 speciosum 2000/4/6 speciosum 2000/4/13

ちょうど2000年という年は,初めて青花ナスタが開花した年でもあり,そちらにすっかり気を取られていたため,T.speciosumの写真はほとんど無く(^^;,気まぐれに撮影したものがあるのみ.おまけにこの年は蓼科の家を入手した年でもあり,原野の開墾に精を出している時期でもあった.という訳で,6月に散発的に撮ったもの以降,speciosum写真はまるで無い状況.

左から 2000/4/15,4/18,4/21,4/26,4/30撮影
4/15 4/18 4/21 4/26 4/30

写真 左から 2000/6/23,6/29
6/23 6/29

2002年の様子

何故か記録は2000年から2002年へ飛ぶ.(^^;大阪で冬越しを行った後,2株を5月に蓼科に連れて行き地植えにした.茎が伸びてきたので小枝で支柱を作成し,それに巻き付けている.

写真 左から 2002/5/3,6/1(1号),6/1(2号)
5/3 6/1(1号) 6/1(2号)

左から 6/14,8/6(1号),8/6(2号)
6/14 8/6(1号) 8/6(2号)

左から 8/13(1号),8/13(2号),8/21(1号),8/21(2号),9/7
8/13(1号) 8/13(2号) 8/21(1号) 8/21(2号) 9/7 

この年は予想より早く霜が降りて,地植えナスタには多大な被害を及ぼした.この2株も地上部がほとんどダメになった様子で慌てた.が,地下部はどうやら生きているようだったので,堀上げてポットに植え替え,大阪に連れて帰った.

2003年の様子

大阪で冬越ししたspeciosum 1号は,一足先に蓼科へ連れて行った.一方,2号の方は大阪でお留守番.蓼科ではゴールデンウィーク中でも積雪の可能性がありそうなので,リスク分散のために二手に分けた.

蓼科に到着した1号(4/26)
4/26(1号) 

大阪で過ごす2号は気温の上昇と共に葉がどんどん増えてきた.5/29の写真では,手前にこのシーズン初挑戦したT.incisumが写っている.というか,T.incisumを撮ったら後ろにspeciosumが写っていた…というのが正解?(^^;

大阪で過ごす2号 左から 4/22,5/11,5/29撮影
4/22(2号)  

驚いた事に,蓼科では前年から放置したままになっていたspeciosumの種まき用土に緑のものが出現!!結局3本の発芽があり,それぞれ黒ポットに植え替えて,それを地面に埋め込んだ.

タネから発芽組 左から 5/3,6/5
 6/5

チビ苗・6/11の様子
  

遅霜の心配も無くなった6月には2号も蓼科で地植えにした.1号・2号いずれも鉢の半分以上を地面に埋めての栽培.昨年は鉢から抜いて地植えにしたのだが,どうも成長があまり良くなかったので,今回は鉢のまま地植えにした.根が回って花が咲かないかな,というかすかな期待もある.1号・2号ともに7月になると小枝の支柱を勢いよく上っており,なかなか良い調子.

6/5の1号と2号,7/20の1号と2号
6/5の1号 6/5の2号 7/20の1号  7/20の2号

この年の夏は異様に雨の日が多く,まるで梅雨のような日々だった.おまけに低温傾向が続き,夜にはストーブをつけようか?と思った日もあった程.そのせいかどうか,そこそこ成長したspeciosumにまるで花芽が見られない.(-_-;) あ〜ぁ,期待した今年もダメかな…と半ば諦めの境地.天候には勝てない.チビ苗たちは少しずつ成長している.根ぐされしないように祈るばかり.

8/8の様子.1号(白い鉢)と奥に見えている2号(茶色の鉢),チビ苗たち
  
2004年の様子

今年の夏もまたT.speciosumは蓼科で過ごしている.今年は猛暑で7月梅雨明け後の気温は大阪では35度前後がザラにあった.蓼科でもムーッとした空気で最高気温が30度に迫る時があったが,8月に入って気温は落ち着き(せいぜい28度止まり),空気も乾燥して蓼科らしい気候になった.お盆を過ぎると蓼科にはもう秋の気配が漂っている.この夏もまた花芽の気配はまるで無しなのが悲しい.

もしかしたら日照不足かもしれないと思い,8月に1株を堀上げてプランターに移し,庭の中でも比較的日当たりの良い場所へ移動させた.ただ,移動が遅かった事もあり,今のところ特に変わった事は見られない.

speciosum 1号を鉢上げして場所移動:8/7撮影
speciosum1号

speciosum2号 8/24撮影


プランター植えにした1号と地植えにした3,4号  9/18撮影
  

プランター植えの1号はその後葉はまぁまぁ茂るのだが,花の気配は全くない.

プランター植えの1号 9/27,10/18撮影
 

すっかり庭は落ち葉モードになった11月半ば過ぎ,まだ葉は青々としている.

プランター植えの1号 11/20撮影
 

2005年の様子

冬場大阪で過ごした4号を蓼科へ移動.蓼科の庭に置いていたプランターでは全然発芽が見られない.凍結してダメになってしまったのかもしれない.

写真:ケースで移動した4号と発芽無しの冬越しプランター(4/8撮影)
 

4月下旬,前回鉢植えにしていた4号は元気にしていた.また,地下部で塊茎で冬越ししたのだろうか,昨年夏に地植えにしていた付近から発芽が見られた.どうやらマイナス15度にまで達する蓼科の冬でも地下部では越冬可能なようだ.

写真:鉢に植えた4号とサバイバルしたものの発芽(4/27撮影)
 

5月になってヤマブキの根元に4号の鉢を置いてみた.ちょうどヤマブキが咲いていて花が散り始めているところ.ここは南向きで日当たりが良い場所.根元はヤマブキの葉で日陰になってもらうことを期待している.また,ヤマブキの茎を支柱代わりに使おうという狙い.ヤマブキの茎へ伝うための支柱を1本斜めに立てている.

写真:4号(5/11撮影)


5月下旬にはさらに葉が茂りなかなか良い感じ.ヤマブキへと誘導する支柱に茎が上り始めている.

写真:4号と鉢部分のアップ(5/27撮影)
 

8月上旬には茎がヤマブキをどんどんよじのぼってきたが,根元がかなり怪しい状態.鉢の周囲には1枚も葉が残っていない.茎も黒ずんでいる.おまけに上部の葉もただれたような感じ(ハダニか何かの害虫?)で,あまり良い状態とは言えない.そして下旬になると4号の茎はついにヤマブキの最上部まで達した.

写真:ヤマブキをよじのぼる4号,根元,葉のアップ(8/5撮影)
  

写真:ヤマブキ最上部まで到達した4号(8/22撮影)
 

9月には残念ながら4号は消えていた….たぶん夏の暑さと雨で蒸れてしまい,根腐れしてしまったのだろう.今回は鉢を少し地面に埋めた形だったが,もっと深い場所に置いてみたら暑さからは逃れられたかな,と思っている.それと水はけが問題になりそうだ.日照・水はけ・涼しさ…なかなかすべてを満足するのは難しい.

2006年の様子

5月に蓼科に6号・7号を連れてきて6号はポットのまま少し地面に埋めておき,7号は地植えにした.今回地植えにした場所は,6号は南側,7号ともう一株は北側道路沿いでイチイの木の下になっているところ.

写真:どちらも6号(5/3撮影)
 

写真:ポット植えの6号(左・中央)と地植えの7号(右)(5/28撮影)
  

6月になり,6号・7号は茎が伸びてきた.7号の近くにある樹木の下に地植えにしたチビ苗の5号も元気.

写真:地植えにした5号(6/2撮影)
 

写真:6号,7号(6/2撮影)
 

6号は地面に刺した枯れ枝の支柱を上っている.地面に半埋めにしたポットでは葉がいっぱい茂っている.

写真:6号(6/8撮影)
  

7月に入り蓼科に来て庭をチェックしたら5号が消えていた.残念.北組7号・南組6号はそれぞれ元気に茎を伸ばしていた.

写真:消えた5号(左)と成長中の7号(中央・右)(7/7撮影)
  

6号も調子よく茎が伸び,葉を茂らせている.

写真:南組の6号(7/7撮影)
 

7月帰阪する前に南側の6号を北側の7号の右隣に植えておいたところ,8月に入り両者とも調子が悪くなってきた.いずれも上部は葉が茂っていても根元が心細い感じ.この品種は夏場に開花するライフ・サイクルなので,この時期にこの状態だととても開花が見込めない.8月の最高気温は30度近くで,気温が高すぎるのだろうか….

写真:6号(左),7号(中央&右)(8/8撮影)
  

写真:6号の上部の葉(画像左)と6&7号(画像右;左の葉が7号・右の葉が6号)(8/20撮影)
 

9月になっていよいよ株の存在が危うくなってきた.6号も7号もかろうじて上部に葉が付いているだけ.そろそろおしまいの模様.

写真:6号(左)と7号(中央・右)(9/17撮影)
  

そして10月にはすっかり株が消えていた.

2007年の様子

昨年6号・7号を地植えにしていた付近から発芽が見られた.また地下部で冬越ししたようです.

写真:6号付近の発芽(左・中央),7号付近の発芽(右)(6/11撮影)
  

写真:6号・7号付近(6/17撮影)
 

7月になって様子を見ると6号付近には赤いキノコが生えていた.どうも過湿気味のようだ.

写真:6号・7号付近(7/22撮影)
 

8月にはほとんど姿が見えなくなり,9月には6号も7号もすっかり消えてしまった.過湿と暑さで根腐れしてしまったと思われる.北側だったら大丈夫かと思いきや,そうでもないところがなんとも難しい.今シーズンはあえなくこれでおしまい.

写真:6号付近・7号付近(9/17)
 

2008年の様子

2008年春には以前地植えにしていた場所からの発芽が見られず,もはやこれまでか…と思っていたところ,トロパ栽培仲間のZephyrusさんより,海外から入手されたという貴重な塊茎を分けて頂いた.長い塊茎は半分地植えに,半分ポット植えにした.地植えの場合はある程度の深さが必要(30cmほど)との情報があったので,地面を掘り水はけ改善のために鹿沼土を混ぜてから塊茎を埋めた.

写真:塊茎を埋めているところ(5/2撮影)
  

写真:塊茎を埋めた周囲に青ケシなどを植えた後(左),ポットに植えた塊茎(5/2撮影)
 

6月は蓼科訪問しなかったので,speciosumらのその後が気になっていたが,7月にチェックした時には全然音沙汰無しだった.そこでポット植えのものを見てみることにした.画像は塊茎を出して洗ったところです.白い根が出始めているのを見て,これらを細かく切って数を確保しようと思った.(欲張り)

写真:洗った塊茎(左),白い根発見(中央),細かく切ったところ(右)(7/4撮影)
  

写真:青ケシ・コーナーの株は音沙汰無し(7/4撮影)


7/9に青ケシ・コーナーで待望の新芽が見られた.このコーナーでは雨が降った時の泥はね防止のため,ワラを敷いている.新芽はそのワラの間から出てきた.

写真:新芽(7/9撮影),青ケシ・コーナーの様子(7/12撮影)
 

7/12撮影時には白い棒の半ばほどの草丈だったのが,7/15には白い棒より高くなっていて,茎の伸びが早いのに驚く.

写真:7/15撮影


8月には白い棒を越して枯れ枝支柱を伝い始めた.そして欲張ったポットの方からは全然芽が出なかった.(-_-;) どうやら暑さで蒸れたようだ.

写真:枯れ枝支柱を上り始めた様子と根元の部分(8/2撮影)
 

枯れ枝支柱の上部にさしかかっている.下の画像(左)では,茎の先端部は赤丸印内にある.一部で脇芽が見られるようになった.

写真:先端部は赤丸内(8/4撮影),折り返してしまった(中央),脇芽が出てきた(右)(中央・右;8/7撮影)
  

写真:折り返したままの状態(8/13撮影)


9月に入って茎はそんなに伸びていないが,折り返した茎は再び枯れ枝支柱を伝い始めた.

写真:枯れ枝支柱を上る様子(9/9,/11,9/13撮影),
  

枯れ枝支柱を上るのかと思ったら…数日後にまた枝垂れてきた.そして10月には勢いが無くなり茎が枯れ始めた.11月にはすっかり地上部が消えていた.

写真:枝垂れる茎(9/16撮影),枯れ始めた茎(10/13撮影),地上部が消えた(11/21撮影)
  

今シーズンは立派な塊茎からスタートしたのでもしかしたら開花が見られるかも?と期待した.しかし深い場所に植えたからか,地上部に芽が出てくるのが遅かった.あと1ヶ月早く出てきてくれたら…もう少し成長出来たかもしれない.葉もすらりと一本の茎だけで分枝することもなく,おとなしい成長ぶりだった.もっと葉がモジャモジャに茂らないと開花までは至らないように思う.

冬はこのままの状態で置いている.来春どんな時期に新芽が出てきてくれるか…と楽しみにしている.地下部で枯れていないことを願うのみ.また,10月に樹木伐採を行った.そのため来シーズンは環境がかなり変わると思う.それがどのような影響を与えるか…も観察しなくては,と思っている.

2009年の様子

冬越ししたspeciosumが芽を出した.

写真:新芽発見(05/08)


1ヶ月後,少し草丈が伸びたところ.

写真:少し伸びた新芽(06/10)


ところが…7月になってチェック(07/16)してみると,新芽は消えていた.(@_@) 梅雨の間に蒸れてしまったのかもしれない.(-_-;) もう梅雨明け宣言はあったが,まだ雨続き.地面が乾いてから土の中をチェックしてみようと思っている.(07/21記)

結局それ以降新芽は見られず,既存のspesiosumは終わってしまった.そんな中,海外種苗会社(UK)からの共同購入でspeciosumの根茎を入手することが出来た.栽培仲間に感謝.写真を撮った後,それぞれ深型スリットポリポットに植え込み完了.UK1とUK2と命名.ポットは南ベランダに置いている.

写真:イギリスよりやってきた苗2株と根のアップ(11/06)
 

12月に入り,2株とも発芽を確認.UK1の方は白っぽい新芽だが,UK2の方はグリーン色をしている.

写真:UK1とUK2(12/05)
 

一週間後,UK2の方はワラワラと別の新芽が出てきた.最初に出た茎からは葉が展開中.UK1の方は1本の茎がスックと伸びている.

写真:UK1とUK2(12/12)
 

12/19にはUK2の新芽の数が5本となった.

写真:UK1とUK2(12/19)
 

12/27の様子.無加温ビニール温室内で過ごしているが,温室のフタは全然閉めていないので温室効果は無し.

写真:UK1とUK2(12/27)
 

2010年の様子
年が明け,寒い日が続いているがUK1とUK2は順調に成育中.どちらもしっかり葉が展開してきた.

写真:UK1とUK2(01/03)
 

2月後半になり,グッと気温が上昇.時ならぬ4月の気温が数日続き,UK1とUK2は葉が青々としてきた.UK1は伸びた茎が重さでビローンと横になってきた.

写真:UK1とUK2(02/25)
 

3月に入り気温がグンと上昇.UK2は順調だがUK1の葉色が悪くなってきた.過湿気味なのかも…そのうち土の中を見てみよう.

写真:UK1とUK2(03/17)
 

結局UK1の黄変した葉をカットした.その後別の所から出てきた茎が成長している.

写真:UK1とUK2(04/11)
 

4月15日に2株とも蓼科に連れてきた.4月半ば以降,蓼科で過ごしているspeciosum.5月になって定植.どこに定植するかかなり悩んだ挙げ句,今まで定植した事の無かった場所に決定.庭の南側だが,明るい半日陰になるところ.さて,気に入ってくれるかどうか.1株は支柱無し,もう1株は枯れ枝支柱に伝わせてみた.

写真:UK1とUK2(05/13)
 

1ヶ月経った後のspeciosumたち.今のところ順調に成長し,支柱を上り始めている.どこまで上るだろうか.株もとには落ち葉を敷いて乾燥防止にしている.

写真:左からUK1,UK2,UK1(左)とUK2(右)(06/13)
  

7月に入ってspeciosumはまだ好調を保っている.花芽が出来るかな?と少し期待.

写真:左から UK1(左)とUK2(右),UK1,UK2,UK2の葉のアップ (07/17)
   

例年に無い暑さで蓼科でも最高気温30度以上の真夏日を重ね,かなりのダメージ.UK2は上部の葉が消え,UK1は下部の葉が無くなった.とても花芽が望める状態では無くなってしまい残念.

写真:左から UK1(左)とUK2(右),UK1(08/13),UK1,UK2(08/20)
   

9月になり,まだ真夏日やそれに近い気温の日が続く.尋常ではない暑さでついにUK1は葉が無くなってしまった.UK2はかろうじて株もとに少し葉がある程度.とりあえず生きているだけでもマシ,という状態.

写真:左から UK1(左)とUK2(右),UK2(09/05)