蓼科高原だより:その112(2014/10/11〜10/27)

庭の様子…トロパの発芽など(10/11)
10/11に蓼科入り.3連休初日とあって道路は混雑.台風19号が接近中で明日以降天気が悪いかもしれないということで,出かける人が多かったのだろう.
留守中の最高気温は23度,最低気温は6度.

気になっていたトロパエオルムの種まきポットを見たら,たくさん発芽して茎がウジャウジャ,あちこち絡まり合ってほどくのが大変そう.(~_~;) 庭の一角に作ったセンブリ林では花はほぼ終了していたが,別の場所で満開になっている株を発見.ゲラニウム仲間で1つ,季節外れに咲いているものを見つけた.

写真:ワラワラ発芽,センブリ,ゲラニウム仲間
  

縄文祭り(10/12)
早朝からパンパン!と賑やかな音.台風接近で心配された縄文祭り,さすがに熱気球体験は中止になっていたが他のイベントは予定通り実施.この日は尖石考古館が無料開放.

写真:尖石考古館内:左から 国宝の縄文のビーナスと仮面の女神,土器
  

仮面の女神の作り方の展示が面白かった.足から作り,だんだん上の部分を作っていく様子がよく分かる.

写真:仮面の女神の作り方


外の広場では薄曇りの空の下,様々なイベント実施中.

写真:縄文祭り:土器を焼いたりクッキーを焼いたり
  

写真:豚の丸焼きコーナー:おじさんがハンドルを操作して中の豚が上を向いたり下を向いたり
  
康耀堂(こうようどう)美術館(10/12)
散歩道にある美術館だが入ったことはなかった.尖石考古館同様,無料公開日だったので初めて入ることに.
入り口では靴を脱いでスリッパに履き替えるよう言われてまず困惑.冷えとりしている足は27cm.スリッパにはサイズが書いてあるのだが,ほとんどMかS.かろうじてLを見つけて履いた.今時こんな面倒な方法は流行らないと思うが….

バブル時代に建てられた美術館はどれだけお金がかかっているのだろう?と思わせる建築物.収蔵物より建造物の方に度肝を抜かれてしまった.
中庭には喫茶店もあり,喫茶のみの利用も可能らしいが,やはり外に面していないと入りづらいだろう.

写真:康耀堂美術館光景
  

写真:苔玉作品いろいろ
  

リゾナーレ(10/12)
小淵沢のパン屋さんへ行くついでにリゾナーレを覗くことに.ドイツパンの出店があるかなと期待したけど出会えず残念.台風寸前とあってお客も少ない.
あたり一帯どこを見回してもハロウィン仕様.壁のツタがきれいに色づいていた.

写真:紅葉したツタがきれい
  

写真:ハロウィン一色のリゾナーレ
   
原村自然文化園クラフト市(10/12)
リゾナーレからの帰り,原村自然文化園で行われているクラフト市を見学.いつもと違った店があったりして面白かった.

写真:クラフト市光景
  

  

ついでに湿性花園も覗いてみた.さすがに花はほとんど終わり.最後を飾るリンドウはかろうじて1株だけ.名残のトリカブトを見つけ,ヤマラッキョウに出会った.

写真:湿性花園のリンドウ,ヤマラッキョウ,トリカブト
  
横谷観音付近の紅葉(10/17)
良いお天気に誘われて,秋の恒例行事・横谷観音付近の紅葉見学に行ってみた.見頃は10月中旬から下旬と言われていたように,真っ赤なモミジが美しかった.
前回見たトリカブトがどうなっているかチェックしに行ったら,茎も葉も枯れかけている株もあったが,まだ名残の花が咲いている株があって驚いた.

写真:紅葉
 

 

 

リゾナーレ(10/18)
晴れの日は続き,前回は果たせなかったドイツパン屋さんに会えるかなと期待して,リゾナーレへ行ってみた.清里で開催されるポールラッシュ祭のためか,どこも人出は少ない.どこもハロウィンの飾りでいっぱい.

写真:リゾナーレの光景
  

  

蓼科湖周辺散策(10/18)
リゾナーレからいったん帰宅後,今度は蓼科湖周辺の散策に.晴れると忙しい.(^o^)
朝の散歩が軽めだった分,しっかり蓼科湖一周することを目的とした.途中,彫刻の森公園に寄り青ケシの今の様子をチェック.

写真:彫刻の森公園の青ケシ
 

何よりびっくりしたのはバイカモがまだ咲いていたこと.8月の花なのに最低気温が0度近くになっているこの10月に何故?と首をかしげてしまった.

写真:季節外れのバイカモ
 

公園を出た後,蓼科湖を一周.横谷渓谷よりは標高が低い分,紅葉の歩みは遅いが,色づいたモミジなどがきれいだった.

写真:紅葉
 

ついでに湖畔にあるピーターという店に寄ってみた.ソーセージで有名な店で,初めての来店客には6種の商品の試食皿が配られる.皿の上には細かくカットされた商品が並び,番号を教えられる.冷蔵庫の商品の番号と対応していて,気に入ったものを買って帰れる仕組み.スモークチキン,バーベキューソーセージ,ベーコンをゲットし,ついでにドイツパンとプレッツェルも買ってみた.

写真:ピーターの店頭
  

ドイツパンとプレッツェルはドイツから直輸入とのことだったが,袋に入っているだけでメーカー名や原材料の表記をしたラベルが無い.おまけに賞味期限も「?」.
すぐ食べる分だけカットしてあとは冷凍したけどこれでは困る.

日野春ハーブガーデン(10/19)
また晴れて良い天気,それでセールハガキの来ていた日野春ハーブガーデンへ.11月3日までハウス内の苗が30%引き.前回いろいろ買ったので今回は控えめに.もう気温が低いので直接蓼科で植え付けるのは控えて大阪に連れ帰り,来春植えた方が無難かな,と思案中.ハウス内の商品説明が新しく印刷しなおされ,見やすくなっている.

この冬は雪害でハウスが倒壊し,臨時ハウスで営業されていた.来春また私たちが訪れる頃には新ハウスで販売されているとのことで楽しみにしている.来月は来られないかもしれないので,早々と年末の挨拶をしてハウスを後にした.

写真:日野春ハーブガーデンの光景
   

ミヨシペレニアルガーデン(10/19)
日野春からの帰り,ミヨシペレニアルガーデンにも寄ってみた.こちらもセールの真っ盛りで20%引き,30%引き,50%引きといろいろ.鉢も10%引きになっていた.魅力的な鉢がいろいろあるのだが,重くて(おまけに高くて)買うのはためらってしまった.

季節柄ヘレボの苗がずらりと並んでいる.レジで今年のカタログをもらった.表紙はブライアンローズだったが,今年の分(限定15苗)は既に売り切れとのこと.マニアは早い.
レジ横では横山園芸のラベルが付いたダイヤモンドリリー(ネリネ)が咲いていた.大阪の子も咲いただろうなぁと思いながら眺めていた.

写真:ミヨシペレニアルガーデン光景
  

  

  
原村実践農場 鉢花温室(10/24)
月曜から続いた雨はようやく木曜に上がり,24日金曜日は久しぶりに晴れとなった.そこで玄関前に植えるビオラを仕入れに恒例の原村・実践農場の鉢花温室へ.
今年もずらりと並んだビオラやパンジー苗,どれも元気で80円とお買い得.毎年新品種が出てきている.以前のと似てるけどちょと違うという物も新品種になり,新しい名前が付くので覚えようと思ったら大変そう.

苗を購入,顔なじみのレジの方といろいろおしゃべり.明日から収穫祭,昨年は台風で中止になったとか.今年は天気が良さそう.学生主催のじゃがいもの詰め放題なんかが人気だとか.月末近くまで蓼科に居るのは珍しいので気が向いたら行ってみよう.

写真:ビオラ苗あれこれ
 

写真:購入苗:モルフォ,アウトバーストイエロー(香り強い),テラコッタ
  

写真:購入苗:ピーチジャンプアップ,プラムアンティーク,ローズタイガー(新色)
  
原村実践農場 収穫祭(10/25)
良い天気に誘われて,朝一番の定例散歩はパスにして9時半頃家を出発,原村へと向かった.警備員が出て車を誘導,既に駐車場にはたくさんの車が停車していた.それでも広大な敷地の駐車場なのでまだまだ余裕有り.

会場では農機具が並んでいたり車が並んでいたり.ハロウィン間近ということもありカボチャもごろごろ並んでいた.真っ青な空に浮かぶ熱気球,テントがずらりと並び,各お店が頑張っている.野菜,リンゴ,梨,ぶどうなどの農作物,スィーツ,お弁当,コーヒー,衣類や雑貨など…お客はぶらぶらと散策しながら商品を見て歩く.学生たちのコーナーではじゃがいもの袋詰め(詰め放題)をやっており,人だかりが出来ていた.これは毎年恒例の人気イベントのようだ.

郵便局も出店していたが,売っていたのは切手ではなくじゃがバタ.う〜ん,82円切手があれば買ったんだけど.(^^;

写真:収穫祭光景
 

  


「蓼科高原だより」に戻る