蓼科高原だより:その127(2016/05/19〜05/22)

庭の花たち(05/19〜22)
不在中の最高気温記録が27度になっていたが,そんな暑い日があったんだろうかとビックリ.まだ5月なのに.今回は短期滞在の予定で蓼科入り.
まずは庭の花たちをチェック.

この時期来た事が無かったので,思わぬ収穫があり,一面に咲いているツルハナシノブを見ることが出来た.今まで花後の姿しか見たことがなく,その姿が面白く謎の植物だ〜と思っていたもの.

写真:ツルハナシノブ
  

レウィシアも2株が開花中.

写真:レウィシア・スーザン,レウィシア・ブライダルブーケ
 

Tropaeolum leptophyllumも無事を確認した.既に咲いていた1502,1503号に加え,もう1株が開花の兆し.1501号は残念ながら干からびていた.

写真:leptophyllum
  

嬉しかったのは前回地植えにしたメコノプシス・ホリデュラが開花していたこと.青花ではなく淡い紫系の花色だった.一番花は終わりだったが,2番,3番花が開花.全体像写真の後ろに見えている鉢はTropaeolum polyphyllumの鉢.2株植えてあるが,長く伸びていた方が干からびてきた.(-_-;)やっぱり今年も厳しそう.

写真:メコノプシス・ホリデュラ
 

斑入りハナシノブも満開.手前はレウィシア・スーザン.ゲラたちもあちこちで開花中だが,名札が埋もれてしまい行き行方不明.(^^;

写真:斑入りハナシノブ&レウィシア・スーザン,ゲラたち
  

オダマキもいろいろ開花し始めている.今年は花が早い.

写真:オダマキたち
  

  

八ヶ岳ファーマーズ・マーケット(05/20〜21)
5/20〜22にかけて,富士見高原リゾートの特設会場で八ヶ岳グリーンネットワーク(YGN)主催のファーマーズ・マーケットが開催された.
花苗の大直売会とともに,20日は日野春ハーブガーデンの農場長・下司さん,21日はミヨシ顧問の小黒さんの園芸教室を聞きたくて会場入り.

20日は午後から会場入りしたのだが,午前中凄い人出だったらしい.駐車場も地元ナンバーだけでなく関東方面からもたくさんの車が訪れていた事から,例年人気のイベントなのだと分かる.

写真:会場の様子
 

面白かったのは鹿の食害について言及されてるブースがあったこと.八ヶ岳花の小道さんのところでは,植物名がズラリと並んだカタログに鹿マークを付けて「鹿の食べない」印をしていた.これはユニークなアイデアで他では見られなかった.

写真:鹿の食害にあわない植物(甲斐ミント),カタログの一部(鹿マークがある),マークの説明「鹿マーク:鹿が食べない」
  

また,値札には色づけがされており,耐寒性によって色を変えていたのもグッド・アイデア.自分の環境に合う植物は値札の色を見れば一目で分かる仕組み.ウチの場合は赤の耐寒性宿根草(-15℃以下)の値札が付いているものを探せばOKということになっていた.

写真:八ヶ岳花の小道さんブース,値札
 

とても良いアイデアだったが,さらに言うなら植物に名札を付けておいて欲しかった.たくさん買ったら後で「これ何だっけ?」になってしまう.そうならないよう,買い物するものはデジカメで名前を撮っておいた.

で,園芸教室.20日の下司さんはもちろんハーブ関係のお話で,ラベンダー,ローズマリー,タイムの育て方について.大株になったラベンダーをバッサリ切るというお話で実際に掘り上げられてきた大株をバッサバッサと豪快にカットされるシーンは「へぇ〜,そこまで切るの?」とビックリ.

写真:下司さん@講演中 こんな大株(左)がスッキリ(右)!
 

21日はサプライズ出演の富山さん登場.ほんの20分ほどの間に園芸で大切な要素:温度,水,光,風について漫才口調のトミー節で語られた.

写真:トミー@講演中:机の上の楽器は何?(^^;


小黒さんの講習のテーマは「宿根草の魅力と育て方」と言うことで,見本の苗をたくさん持って来られて各植物の性質や栽培方法を説明された.講義の中でオシロイバナが登場,とてもオシロイバナとは思えない姿にビックリ,講義の後に記念撮影させてもらった.

写真:小黒さん@講演中:左はクサソテツ(コゴミ),右は(なんと!)オシロイバナとアップ
  

21日の朝,日野春ブースでたまさんとバッタリ出会い,一緒にお買い物.そして買った苗は手当する間もなく22日に大阪に戻ってきてしまった.今度行けるのは6月に入ってからとなる.それまで無事で居て欲しい.適当に雨が降ってくれることを祈るのみ!

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