蓼科高原だより:その79(2010/09/05〜10/09/21)

ミニトマト収穫(09/05)
今年の夏は観測史上一位になるほどの猛暑ぶりで,9月になっても大阪では連日猛暑日(あるいはその一歩手前)が続いていた.蓼科でも同様で,到着した昼過ぎに温度計を見たら30度.相変わらずの高温で,これでは前回大阪に戻った時と気候が変わらない.(~_~;)

そんな中,庭ではミニトマト(アイコ)がたくさん色づいていた.高温続きだとボヤいているが,悪い事ばかりでも無さそう.という訳で早速収穫.ついでにブルーベリーも収穫.こちらはさすがに量が少なく,もうほとんど終わりに近づいている.今年はたくさん収穫出来てブルーベリーの木に感謝.(^^)

写真:収穫物


原村自然文化園(09/11)
朝の散歩代わりに原村自然文化園へ行ってみた.9月と言えばトリカブトのシーズン.なのに,近所ではちっともその姿が見られない.標高の高い自然文化園では一足先に咲いているかな?と期待.

湿性花園の遊歩道を歩いていると,やたら真っ赤なエンビセンノウが目立つ.前回もそこそこ咲いていたが,今回はさらに数がパワーアップしている.

写真:エンビセンノウ
 

ピンクの花も多い.アザミ仲間,フウロソウ仲間,シバハギ,そして何と言ってもツリフネソウは群落をなしていた.

写真:アザミ仲間,フウロソウ仲間,シバハギ
  

夏の名残のミソハギもまだ頑張って咲いており,ミゾソバの可愛いピンクがかった花も咲き始めていた.珍しいところではウメバチソウがひっそりと咲いているのを発見.

写真:ミソハギ
  

さすが秋はキク科の花がたくさん咲いている.代表は黄色のアキノキリンソウ.そして秋と言えば何と言ってもトリカブト.ちゃんと期待に応えてくれて咲いていた.これを見ないと秋が来た感じがしない.これで一安心.

写真:ゴマナ,アキノキリンソウ,トリカブト
  

そしてさらに秋の定番はマツムシソウ.淡いパープルの花が風に揺れる様は涼しげで気持ち良い.

写真:マツムシソウ


八ヶ岳薬用植物園(09/18)
良い天気になったので朝から八ヶ岳薬用植物園へ.シオンが満開でたくさんの昆虫たちが飛び交い,シオン・レストランは大繁盛となっていた.

写真:満開のシオン
 

秋の草・オミナエシ,オトコエシ,サラシナショウマが開花.スズランにはオレンジ色の実が成っていた.

写真:オミナエシ(黄色),オトコエシ(白)
 

写真:スズランの実,サラシナショウマ
 

湿地のコーナーではモミジガサに花が付いていた.まだつぼみが多いが,開花している株もあった.

写真:モミジガサの全体像と花
 

薬草コーナーで見たコガネバナはパープルの花がきれいだった.そろそろお彼岸…ヒガンバナも開花.

写真:コガネバナ,ヒガンバナ
 

フィオーレ小淵沢(09/18)
このところ八ヶ岳薬用植物園へ行った帰りにフィオーレ小淵沢に寄るのが定例コースになっている.という訳で今回も秋の景色はどんな具合?と見に行くことにした.園内では定番のコスモスがきれいに咲いていた.また,ダリアも開花中.以前は本当にたくさんの品種があり見応えのあった事を思い出した.今やすっかり栽培はコンパクトになっている.

写真:コスモス,右端はダリア
  

また,夏の花の定番・ヒマワリやアサガオはまだ頑張っていた.コスモスなどの秋の花と一緒に並んでいると面白い光景.(^o^)

写真:ヒマワリ,アサガオ,ヒメトリトマ
  

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