蓼科高原だより:その81(2010/11/15〜11/23)

師走の冷え込み(11/15〜16)
11/15蓼科入り.不在中の最低気温はマイナス3度,最高気温は17度.室内では最低気温が3度になっていた.ちなみに昼過ぎの外の気温は2度,室温は7度.すぐに暖房のスイッチをオン.午後はあられが降ったり,みぞれになったり,雪が舞ったり…冬の様相.

予報では16日朝は氷点下で師走の冷え込みとのこと.暖かい大阪から来ると一気に2ヶ月くらい先の温度にからだがビックリする.
実際,朝起きて温度計を見るとマイナス4度になっていた.散歩に出かける9時過ぎ頃はマイナス2度,戻って来た10時過ぎ頃には0度.太陽が昇るにつれ気温はどんどん上がり,最高気温予想は7度になっていたがどこまで上がるかな.

さすがに地面は凍てついて霜柱が立ち,バケツには氷が張ってすっかり真冬の景色.それでも見上げるとまだ樹木には葉が残っており,時折バラバラと音を立てて落ちている.そのうちすっかり枯れ野原の景色になることだろう.

写真:まだ葉を残しているモミジ,その落ち葉
 

写真:16日朝の霜柱,凍てつくコケモモの葉
 
庭の様子(11/18)
庭もすっかり枯れ野原.ご機嫌で咲いているのはビオラだけ.この冬の関心事はタマネギの越冬.マルチを敷いた上に落ち葉布団をかけている.まだ苗は青々して元気な様子だが,これからどうなるのか興味津々.春に会える時まで元気にしていて欲しい.

写真:タマネギ・コーナー
 

それと頂き物の地植えにした多肉さん(センペルビブム仲間)たち.マイナス30度でも平気なんだそう.さすがにこの夏の暑さ@想定外でダメになってしまったものもあった.来春どんな様子で冬越ししているのだろうか.

写真:多肉さんたち(センペルビブム仲間)
  

プリムラ・コーナーではポツポツと花芽が上がっている株がある.例によって二段咲きだけど二段とも同色で期待ハズレだったもの.

写真:プリムラ
  

晩秋(初冬?)の八ヶ岳薬用植物園(11/19)
もう寒くて何も咲いてはいないだろうと思いつつ,八ヶ岳薬用植物園へ散歩に行ってみた.案の定枯れ野原で,既にナナカマドもすっかり赤い実や葉が落ちてしまっていた.今年はナナカマドのきれいな紅葉が見られなかったなぁ…残念.花壇は枯れたものは処分してほとんど整理され,温室はしっかり内側から封鎖されていた.

写真:真っ赤に色づいたブルーベリー,枯れ野原の花壇
 

ナナカマドの代わりに,サルトリイバラの赤い実がたくさん成っているのが見られたから良しとしよう.(^^)

写真:サルトリイバラの赤い実
 
晩秋(初冬?)のフィオーレ小淵沢(11/19)
八ヶ岳薬用植物園を後にして,花パーク・フィオーレ小淵沢へ.こちらも11月29日までで営業終了とのこと.どこも冬じまいの様子.ショップもセールをやっていた.ただ,花壇では植え替えの真っ最中で来春に向けての準備が行われていた.

前回来た時と違ったのは大量のクリスマスローズが植えられていたこと.きっと春早い時期から咲いてくれるのだろう.あちこちの花壇にズラリとクリスマスローズが植えられて,満開時は圧巻だろうなぁと思ったのだった.そんな中,気の早い株があって花が咲いていてビックリ.(@_@)

写真:クリスマスローズ畑と開花株
  
晩秋(初冬?)の蓼科湖(11/21)
我が家より標高の高い蓼科湖周辺.普通だと寒さ覚悟なんだが,ここ数日は小春日和で暖かい.こちらもすっかり枯れ野原の景色.

写真:湖の桟橋でくつろぐカモたち


湖を一周する遊歩道を歩いていると,日陰ではまだ霜が降りたままの状態になっている場所があった.車で通ったら滑って恐そう.

写真:冬枯れの景色と日陰の霜
 

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