蓼科高原だより:その86(2011/07/28〜08/)

庭の花(07/28)
今月二度目の蓼科入り.留守中の最低気温15度,最高気温26度.あまり気温差はなかったようだ.と言っても約1週間だけの不在だったのでそんなものかもしれない.天気は曇り空,時折雨がパラつくパッとしない空.

庭ではコオニユリがすっかり終わり,キキョウが咲き始めていた.これは昨年地元で購入した株.白と青の二色ある.前回滞在中から咲き始めていたエキナセアはどんどん開花が進んでいる.そしてT.moritzianumも咲き進んでいた.朱色の花が良く目立つ.

写真:キキョウ
 

写真:エキナセア,トロパmoritzianum
 
ミソハギ満開:花パーク・フィオーレ小淵沢(08/01)
8月になったが相変わらず梅雨みたいな空が続いている.真っ青な夏空はどこへ行ってしまったんだろう?前回滞在時の方が気温も高く天気も良くてはるかに夏らしかった.

冴えない天気だったが花パーク・フィオーレ小淵沢へ行ってみた.湿地帯ではピンクのミソハギが満開.

写真:ミソハギ
  

所々にラベンダーが植えられており,風に乗って良い香りが漂っていた.また色とりどりのダリアも咲いていた.

写真:ラベンダー
  

目立っていたのは真っ赤なクロスコミア.ウチにも昨年地植えにした株があるが,葉の大きさの違いは雲泥の差でまるで別の植物かと思ったほど.

写真:クロスコミア
 

長い花穂を持つベロニカ仲間やフロックス,ダリア…ミソハギもだがピンク色の花が多かったような.

写真:ベロニカ,フロックス,ダリア
  

大株のアジサイがまだ頑張っていたほか,ゲラニウム類も頑張っていた.

写真:アジサイ
 
原村・自然文化園(08/03)
相変わらずうっとうしい梅雨みたいな空が続いているが,午後から少し日射しが出たので散歩がてら原村の自然文化園を歩くことにした.湿性花園はうっそうと草が茂り,その中で様々な花が咲いていた.やはり目立つのは赤やオレンジの色.ウチの庭で先月咲いていたコオニユリが咲いており,朱色が鮮やかなエンビセンノウも咲き始めていた.

写真:コオニユリ遠景,コオニユリ,エンビセンノウ
  

紫がきれいなヤナギラン,花パークでもたくさん咲いていたミソハギ,そしてフサフサの花穂を持つチダケサシも咲いていた.

写真:ヤナギラン,ミソハギ,チダケサシ
  

ギボウシ,フジバカマが咲き始めで,湿性花園ではなく山手の方にはホタルブクロが咲いており,茎が倒れて良い具合に花の中がちょうど見える角度になっていたので思わず記念撮影.

写真:ギボウシ,フジバカマ,ホタルブクロ
  

原村・自然文化園〜花パーク・フィオーレ小淵沢(08/15)
暑い日が続く中,再度原村の自然文化園へ散歩に出かけた.2週間弱の間に少し花のメンバーが交代しているように思った.今回パワーを増していたのはギボウシ達で,前回は咲き始めだったのに一気に開花が進んだ模様だった.真っ赤なエンビセンノウも数が増えていた.ヤナギランやミソハギは相変わらずだが,勢いは落ちている.草丈15センチ程の超ミニ丈のホタルブクロ(ヤマホタルブクロか)が咲いていた.不釣り合いに花が大きく笑える姿だった.

草むらの中でツリガネニンジンみたいな花を見つけた.よく見るとソバナだった.青・紫系の花はグリーンをバックによく映える.来月はトリカブトの番かな.

写真:ギボウシ
 

写真:エンビセンノウ
 

写真:ヤナギラン,ミソハギ,フジバカマ
  

写真:ソバナ,マツヨイグサ,ヤマホタルブクロ
  

軽く散策を済ませて今度は小淵沢の花パークへ.自然文化園同様,ミソハギはたくさん咲いていたが,何より今回のイチオシはアメリカフヨウ.前回はツボミだったが,今回はしっかり咲いていて傷んでいる花も少なくきれいな状態で見ることが出来た.直径30センチ以上の大輪は見事.

写真:アメリカフヨウ
  

 

鮮やかな花色のサルスベリ,それにチョウが集まる穂状の花,ブッドレアも咲いていた.

写真:サルスベリ,ブッドレア
 

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