蓼科高原だより:その20(2002/09/07〜02/09/24)
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庭の様子
前回種まきしたビオラは,先月大阪に戻る間際に発根の兆しを見せていましたが,今回来てみるとワラワラと発芽していました.(^o^) とりあえず間隔を拡げるために第1次の植え替えを実施しました.これでうまく育った株は黒ポットに昇格です.さて,どれだけの株が無事に成長するでしょうか.
写真:発芽していたビオラたち

初夏に大阪で留守番をしていたジャスミンが枯れたしまったようでショックだったのですが,そっと根を見てみるとまだ生きている感じがしました.そこで前回蓼科に連れてきて,地面に鉢ごと埋めておきました.そして今回見てみると,嬉しい事に新芽が出ていたのです!諦めなくて良かった…としみじみ思っています.(^^)
写真:復活したジャスミン

庭のあちこちに自生しているフウロソウの仲間,ゲンノショウコが花盛りを迎えました.白い小さな花が可憐です.
写真:ゲンノショウコ

今年ゲットしたツルコケモモの実が赤く色づきました.また,挿し芽も成功したようで,新芽が出てきました.
写真:ツルコケモモの実,挿し芽した枝の新芽
八島湿原
秋雨前線の影響でこのところずっとお天気が悪かったのですが,ようやく晴れてお日様が顔を出しました.久しぶりの太陽にありがたみを感じます.そこで今年から無料となったビーナス・ラインを走り,八島湿原を散策しました.
湿原内には立入禁止という事で,園内には散策路が整備されています.さわやかな秋空の下,ススキの穂が目立つ散策路をあるいていると見事なトリカブトに出会いました.入笠山に続いて今年2度目の自生トリカブトとの遭遇です.(^o^)
写真:左から 八島湿原2枚とヤマトリカブト

ワレモコウはほとんど終わりかけており,花の部分が黒ずんでいるものが多かったです.アキノキリンソウやゴマナなど秋咲きのキク科植物があちこちで見られました.
写真:ゴマナ,ワレモコウ,ヤマラッキョウ
農業実践大学〜原村自然文化園
秋晴れの日に原村の農業実践大学から自然文化園まで散策しました.朝晩は冷えて暖房を入れるほどですが,日が射すと気温も上がり,さわやかな秋の気候となります.
農業実践大学は八ヶ岳がきれいにのぞめるスポットで,休日ともなると三脚にカメラを据えてシャッターを切る人の姿がよく見られます.
写真:農業実践大学から八ヶ岳をのぞむ

また,売店では実際に採れた野菜や育苗した苗,卵,乳製品などが販売されています.訪れた時は色鮮やかなダリアの花苗が咲きそろっていました.(^^)
写真:左から 実践農場大学案内図(後ろが売店),カボチャのオブジェ,実ったリンゴ

写真:販売されていたダリア苗

この実践農場大学から原村自然文化園までは約15分ほどで歩いて行けるという看板があったので,行ってみました.途中,またまたトリカブトを発見.今年はよくトリカブトに出会います.他にもアザミ,ミゾソバ,ナギナタコウジュなどに出会いました.花の直径が5ミリ程度のハキダメギクは帰化植物で,掃き溜めで見つかったからこんな名前になってしまったとか.(^^;可愛い花なのにちょっと気の毒です.
写真:左から トリカブトと花のアップ,アザミ

写真:ミゾソバ,ナギナタコウジュ,ハキダメギク

さて,原村自然文化園内には湿性花園があり,春にはザゼンソウなどが見られるそうですが,季節は秋という事で,アキノキリンソウやフウロソウの仲間が咲いていました.
写真:アキノキリンソウ,フウロソウの仲間
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