お化けナメコ収穫
蓼科に到着し,温度計を見たら留守中の最低気温はマイナス1度,最高気温は19度と相変わらず気温の幅が大きくて驚かされます.今年は冷夏だった分,晩秋に異様に暖かい日があったりして,ホントに変な気候です.そして庭をチェックしているとホダ木に異変が….テカリのあるキノコがホダ木の地面近くから生えているのです.あまりの巨大さにすぐには分かりませんでしたが,これは紛れもなくナメコ!まさに「おばけナメコ」の収穫です.直径8センチほどもあるナメコは食べ応えがありそうです.(^o^)
写真:お化けナメコ;ホダ木に生えているところと収穫したところ

11月の風景
前回滞在時に既に散り始めたカラマツは,かなりの葉が落ちて道路に積もっています.そして今でも風が吹くと,細い葉がハラハラと舞い落ちてきます.フリースを来ていたらもう大変,家に入る前に必ずカラマツ・チェックをして,服にくっついた葉を払い落とさないと家中がカラマツの枯れ葉だらけになってしまいます.
散歩で竜神池の方まで行ってみると,八ヶ岳がくっきりと見えていました.やはり山を見るには晩秋から冬場が一番です.(^^) 竜神池の水も今日は透明度が高いようで,澄んだ青緑色をしていました.木々も葉を落とし,すっかり寒々しい景色です.一方で鳥の姿が見やすくなるため,バード・ウォッチングには良い季節です.
写真:カラマツの落ち葉の絨毯,竜神池から八ヶ岳をのぞむ

さて,今年最後の蓼科滞在なので,庭で地植えにしているシクラメンたちを掘り起こす作業を行いました.ふと見ると,ガーデン・ミニ(たぶん)に花芽が付いています.無理矢理黒ポットへ移植したけど,咲いてくれるかな?サンショウはすっかり葉を落としてトゲだけの枝になっていました.(^^;今年地植えにしたウメも葉はすっかり落としていましたが,花芽はしっかり形成されたようです.来春タイミング良く開花が見れると良いのですが.
写真:左から 花芽のついたシクラメン(たぶんガーデン・ミニ),サンショウの枝,ウメの花芽
上田城趾(じょうし)公園
たまには違ったところを散歩したいと思い,上田城趾公園へ行ってみました.ガイドブックによるとケヤキ並木が有名らしいですが,まず目に飛び込んだのが黄金色に輝くイチョウの葉でした.上の方は既に葉が散り,下の方だけかろうじて残っている葉が色づいているのでした.さらに進むとカエデも真っ赤に色づいており,今年は何度も紅葉を楽しんでいるなぁ,とラッキーな気分です.(^^)
写真:左から 色づいたイチョウ,カエデの上に櫓(やぐら)をのぞむ,真っ赤なカエデ
櫓に上ったり,博物館を見学したりした後は園内を散歩しました.
園内には「信州の花木園」というコーナーがあり,そこの植物は名札が付けられていました.その中で目を引いたのはヤツデです.つぼみがいっぱいで,ちらほら開花していました.こんな寒いシーズンに花を咲かせるんだなぁ,と感心しました.花の少ない時とあって,アブが訪れていました.
写真:花木園にて ムクゲとヤツデ
声高らかにさえずっている鳥が居るので見上げてみると,お腹の部分がオレンジ色の鮮やかな鳥でした.調べてみると「ジョウビタキ」のようです.冬鳥で,やはり縄張り宣言のために鳴いているようでした.撮影には,12倍ズームのカメラ(Panasonic
DMC FZ-1;すっかり旧型になってしまったけど(T_T))が威力を発揮してくれました.
写真:ジョウビタキ

この日は空を眺めるのも面白かったです.秋のスジ雲やらウロコ雲やら,真っ青なキャンバスに真っ白の模様で,自然の芸術が楽しめました.(^^)
写真:様々な模様の雲

「過去の蓼科高原だより」に戻る 「蓼科高原だより」に戻る TOPに戻る
|