蓼科高原だより:その4(2000/10/6〜10/25)


蓼科高原では,10月中頃となるともう朝晩は肌寒く,暖房が必要になってきます.先日やっと灯油を利用した温水暖房機が設置されたおかげで毎日が快適になりました.つい先日も最低気温が2度を記録し,冬を思わせる寒さでした.暖房機のありがたさが身にしみます.

ただ,この暖房機は室内機・室外機・灯油タンクという構成になっているのですが,室外機と灯油タンクの設置場所が花壇に面している壁面という事で,給油や室外機のメンテナンスの事を考えて,またまた花壇の一部を植え替える事になりました.(^^; まだまだ落ち着かない我が家の植物達です.

さて,秋の信州と言うと何と言っても「キノコ」です.先日,庭の樹木の伐採に来てくれた人が,庭に生えていたキノコをたくさん見つけて名前を教えてくれました.地元の人達は「じこぼう」と呼んでいるキノコで,正式名称は「ハナイグチ」と言い,カサの裏がスポンジ状で面白いキノコです.早速,味噌汁に入れて食べてみました.ちょっとぬめりがあって,食感は「大きなナメコ」という感じです.我が家の庭で秋の味覚が収穫出来て嬉しかったです.(^^)

ただ,キノコと言うと非常に種類が多く,図鑑で調べようとしてもなかなか同定が出来ません.地元の方のお話では,その図鑑も1つではダメで,何冊が揃えてそれぞれの写真や説明を見比べて判断するんだそうです.この世には,名前すら付いていないキノコがまだまだたくさんあり,食用キノコと毒のあるキノコとが発生場所や姿などよく似ている場合も多いので,食用にするのは地元の人がふだん食べているキノコだけにしておくのが無難なようです.キノコの事を考えていたら,つい先日地方版ニュースで「今年初めてのキノコ中毒」が報じられていました.(2000/10/20記)

下記の写真はウチで見られたキノコたちです.上段左端が「ハナイグチ」です.後は品種不明です.

きのこ1 きのこ2 きのこ3 きのこ4

白いキノコというのは,得てして食べられない事が多いそうです.まぁ,見た目も美味しそうでは無いですが.(^^;
きのこ5


「過去の蓼科高原だより」に戻る 「蓼科高原だより」に戻る  TOPに戻る