早春の景色:庭の様子
今年最初の蓼科訪問です.周囲はまだまだ枯れ野原.日当たりの良い玄関前に雪が残っていてビックリしました.どうやら18日に降った雪のようです.外の温度計を見ると,留守中の最低気温はマイナス12度でした.例年はマイナス15度くらいまで下がるので,蓼科もこの冬は暖冬だったようです.室内の最低気温はマイナス6度でした.まずは水出しをし,給湯器やストーブが正常に稼働するか確認です.幸いこの冬はダメージ無しで助かりました.ミツバツツジの花芽はまだかたいようです.
写真:名残雪,ミツバツツジの花芽

庭では秋に植え付けたパンジー,そして日野春ハーブガーデンで入手したプルモナリア・ホワイトウィングが咲いていました.
写真:パンジーたち

写真:プルモナリア・ホワイトウィング

早春の景色:散歩道の様子
竜神池方面へ散歩に行ってみました.例年通り,キクザキイチゲの群落が花盛りでした.だんだん群落が勢力を増して陣地を拡大しているようです.白花と青花があるのですが,どうやら白花の方が優勢のようです.
写真:キクザキイチゲ白花


写真:キクザキイチゲ青花

アセビの花が満開になっていました.1本だけ花がややピンクがかって雰囲気の違うものがありました.きっと品種が異なるのでしょう.
写真:アセビ

終わりかけのフクジュソウ,それに咲き始めたクサボケがありました.クサボケは枝が伸びて花が咲くのですが,見かけたものは地面に這いつくばるようにして咲いていました.タンポポも同様にほとんど茎を伸ばさず咲いているものが多く,寒さ避け対策なんだろうなぁと思った次第です.もっとも下の画像のタンポポはシッカリ茎が伸びていますが,「茎があるの?」と思うほど背の低いタンポポも多かったです.
写真:フクジュソウ,クサボケ,タンポポ

ヒメオドリコソウが群落をなして咲いていました.池のそばではザゼンソウが咲いていたようですが,既に花は終わっていました.
写真:ヒメオドリコソウの群落

尖石考古館の散策路を歩いてみると,まだザゼンソウもミズバショウも咲いていました.どちらもそろそろ終わりなのか,葉が出てきているものがありました.また,せせらぎに沿って黄色のエンコウソウが咲いていました.
写真:ザゼンソウ

写真:ミズバショウ

写真:エンコウソウ

会えるかな?と期待していたカタクリはまだツボミでした.残念.そのかわり,フクジュソウがたくさん咲いていました.まだまだ早春の景色の蓼科です.
写真:カタクリのツボミ,フクジュソウ

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